「以前から、からかみの襖(ふすま)にしたいと思っていました。」とメールをいただき、当店にて何冊ものふすま見本帳をご覧いただきましたが、お客様がお選びになったのは元々心に決めていらした「京からかみ・大小梅の丸 と 瓢箪(ひょうたん)」の柄。
床の間のある6帖、居間としてご使用の8帖の二間続きの和室、どちらにどの「からかみ柄」を入れるのかをお客様といろいろ相談させていただきました。二間ともにお客様ご自身で張り替えられた華やかな模様の障子が入っており、障子と襖柄(ふすまがら)が喧嘩をしないよう、客間として使用される6帖には「淡い桜色鳥の子に雲母摺り(キラずり)/京からかみ・大小梅の丸」の襖(ふすま)を配置。光の加減で柄が見え隠れする「雲母摺りのふすま紙」を入れたことで総柄(全面に柄が入っている)にもかかわらず、しっとりと落ち着いたお部屋となりました。
一方、普段よくご使用になる8帖和室は「押入4枚」と「客間との間仕切りの襖(ふすま)4枚」が向い合せに入っており、すべてに柄をいれるとうるさくなってしまうので、押入のみに「弁柄色摺り・からかみ・瓢箪(ひょうたん)柄」を入れ、向かいの間仕切り襖(ふすま)は、瓢箪柄の地紙で使用した「越前手漉き雲肌紙(薄香色)無地」としました。
「いろいろ相談にのっていただき、ありがとうございました。念願のからかみが入り、とても満足する素敵な部屋になりました!」とお客様にもお喜びいただけたようです。
また機会がございましたら、今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
【張替】 | ||
柄 | 京からかみ「大小梅の丸」 | 京からかみ「瓢箪」 |
ふすま骨 | 既存品 | 既存品 |
下張り | 上下張り(純楮和紙) | 上下張り(純楮和紙) |
紙 | 桜色鳥の子 | 越前手漉き雲肌紙 K-2235(薄香色) |
染め色 | 雲母 | 弁柄色 |
ふすま縁 | 既存品 | 既存品 |
引手 | 既存品 | 既存品 |
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