今回はいつも当店をご利用いただいている、リフォーム会社の社長様宅の新調物件です。お住まいがマンションであったため、設置されていたふすまは「スタイロ」の襖(ふすま)で、基本的に使い捨ての襖(ふすま)となるため、今回は新調で作成させていただきました。リビングと和室との間仕切り襖。リビング側には越前手漉き雲肌の和紙に「桜」の伊勢型紙柄。和柄ながらもランダムに配置した大きな水玉模様のようにも見え、洋室にも違和感なく設置できます。引手は、奥様に大変お気に召していただいた「五郎三うるみ菊」。フチは赤溜とされました。この襖を開けたお部屋内、正面の押入の襖紙も越前手漉き雲肌。こちらの紙色は薄藤色。柄はしだれ桜「胡粉置き上げ」で、桜の花びらに「赤」と「金」を散らしてポイントをつけました。しっとりと落ち着いた中にも遊び心の感じられるふすまとなりました。
紙はもちろん、フチ、引手にもこだわった高級襖。お客様にも大変お喜び頂け何よりでした。また、今後とも末永くよろしくお願いいたします。<(_ _)>
【新調】 | ||
柄 | 伊勢型紙 | 胡蝶 四君子 |
ふすま骨 | チップボール | チップボール |
下張り | 上下張り(純楮和紙) | 上下張り(純楮和紙) |
紙 | 越前手漉き雲肌 K-2022(梅紫色) | 越前手漉雲肌 K-2238(薄藤色) |
染め色 | 胡粉 | 胡粉+赤+金パール |
ふすま縁 | 加州赤溜め | 加州赤溜め |
引手 | 五郎三うるみ菊(真鍮製) | 透かし引手 梅 |
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