新しく家を建てられた時は、すべて「白い襖」。今回、張替を期に様々な色、柄に変更させていただました。お客様はいつも当店がお世話になっている山本博工務店さんのお客様宅です。元々の襖も当店で作成させて頂きました。
「入り口は黒い襖にしてはいかがでしょうか?」お客様には大冒険だったと思いますが、快諾して頂き「光琳大波の黒い襖(ふすま)」となりました。紙は手漉きふすま紙「本鳥の子」。摺り色は「雲母(銀色)」です。白い壁、良い感じに色濃くなってきた柱によく合います。壁全体に色を入れるのはかなりの勇気が要りますが、襖だとアクセントとして色を加えるには程よい大きさ。お部屋内、押入には手漉きふすま紙「本鳥の子・雲肌」です。紙色は「赤香色」。やさしい色目のふすま紙。柄はあまり目立たないほうが良いとお伺いしましたので、摺り色を「胡粉/ごふん(白色)」としました。光の加減で雲肌の渦も綺麗に見えます。
お客様にもお喜び頂け、何よりでした!また、今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございました。<(_ _)>
【張替】 | ||
柄 | からかみ「光琳大波」 | 伊勢型紙「牡丹唐草」 |
ふすま骨 | 既存品 | 既存品 |
下張り | 上下張り(純楮和紙) | 上下張り(純楮和紙) |
紙 | 越前手漉き本鳥の子(墨色) | 越前手漉き雲肌 K-2234(赤香色) |
染め色 | 雲母 | 胡粉 |
ふすま縁 | 既存品 | 既存品 |
引手 | 既存品 | 既存品 |
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