大江畳店様よりご紹介頂いたお客様です。時代箪笥をご購入されたことがきっかけで、和室のリフォームをされることになりました。リフォームは畳から始まり、壁紙の張替。そして襖を当店にご依頼頂きました。既存の襖はスタイロ骨。基本的には使い捨ての襖となるため、今回、襖はすべて新調をさせて頂きました。紙は「越前手漉き和紙・雲肌」。ご依頼頂いたお客様にこの紙をとてもお気に召して頂き、メインとなる襖紙(ふすまかみ)はすべてこの手漉き雲肌和紙となりました。
空間ごとにさまざまなイメージの襖。時代箪笥のお部屋には「京からかみ・つぼつぼ」。茶方好みのこの柄は、本格的なお茶室でもよく目にします。胡粉で摺られたベタ面には、ねっちょりとした木版ならではの摺り型が見えます。玄関すぐの廊下には、大きな絵画のように「町家ふすま・lotus(ロータス)」。ご家族で過ごされるリビングには「変形伊勢型紙(菊唐草)」。
紙に変化を加えるだけで襖を開けるごとに、異なる雰囲気の空間が広がります。これも襖の醍醐味です。
【新調】 | |||
柄 | 京からかみ「つぼつぼ」s | lotus・ロータス | 変形伊勢型紙「菊唐草」 |
ふすま骨 | チップボール | チップボール | チップボール |
下張り | 上下張り(純楮和紙) | 上下張り(純楮和紙) | 上下張り(純楮和紙) |
紙 | 越前手漉き雲肌 K-2239(利休白茶色) | 越前手漉き雲肌 K-2022(梅紫色) | 越前手漉き雲肌 (焦げ茶色) |
染め色 | 胡粉 | 墨+洋金砂子振り+本銀砂子振り | 胡粉 |
ふすま縁 | 女桑 | 女桑 | 女桑 |
引手 | 花木瓜 | 金底竹丸 | 十二月 |
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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